いまある社会関係を活かした開発を目指して

エチオピア南部の半乾燥地ボラナ県などで学んだことを、忘れてしまわないうちに…。No Day But Today / Carpe Diem

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

(18) RREPアプローチのモニタリング・評価について考える

何をモニタリング・評価するのか 「(16) ようやく気がついたこと」に書いたようなRREPアプローチをとる場合、一体どのような形のモニタリング・評価をすればよいのか? 古典的なプロジェクトの評価とどこを変えればよいのか? 実は2003-4年のマラウイ国「小…

(17) 大きなハロや牛の移動について引き続き話を聞く

Ella Areri(エラ・アレリ)について 4月5日(金)、ヤベロ郡のAreri村に話を聞きに行った。村の畜産開発事務所(PDO)にはちょうど近くの長老たちが集まっていた。そこでヤベロの町の近くにあって一番重要なエラ(伝統的な井戸)であるElla Areriの管理や修復…

(16) ようやく気がついたこと

週末の食事 3月30日(土)はテルテレ郡に聞き取りに出かけたので、お昼はテルテレの中心で定番のバイヤイナトゥ(ベジのインジェラ。エチオピア正教徒の多いアムハラ州では、毎週水金など肉断ちの日にだけこの料理を出す店も多いが、ボラナ県ではほとんどの店…

(15) さらに聞き取りを続ける

アレロ郡の村でのコミュニティ・ベースの活動 3月29日(金)はアレロ郡のGada村の話を聞いた。ただし川が増水していたため、Gada村のセンターには行くことができなかった。 Gada村に行く途中の道で Gada村のセンターの手前の川 Gada村のセンターの手前の川 「H…

(14) 開発活動について聞き取りを続ける

ディレ郡の村でのコミュニティ・ベースの活動 2012年3月21日(木)は第1年次では対象にならなかったディレ郡の村で話を聞いた。 話を聞いた村の長老 「我々の主食はシュモ(shumo)で、メイズとインゲンマメを塩茹でしたものだ。たまに小麦が手に入った時には…

(13) コミュニティの協働の様子をモニタリングする

再びボラナへ 2012年12月21日(金)の朝にヤベロを出て南部諸民族州の州都アワサに1泊した後アディス・アベバに向かい、12月23日(日)夕方の便で帰国の途についた。そして約3ヶ月後の3月15日(金)には夜の便で成田を立ってドバイ経由再びアディス・アベバ入りし…