いまある社会関係を活かした開発を目指して

エチオピア南部の半乾燥地ボラナ県などで学んだことを、忘れてしまわないうちに…。No Day But Today / Carpe Diem

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

(10) 耕作の普及

家畜と穀物 県レベルの参加型分析ワークショップの結果((2)ボレナ県の概況と県レベルのワークシップのボレナ県の郡別の現況分析参照)を見ると、ボレナ県の13郡のうち高地の3郡(1. アバヤ、2. ガレナ、3. ブレ・オラ)では食糧の需給が5段階評価で3(平…

(9) 牛の移動パターン

2012年の7月、8月の村での聞き取りを通じて、12月から3月頃に掛けての大乾期、特に干ばつの厳しい年に、牛の移動して行く先が主に南部諸民族州のコンソ特別郡(ワレダ)であることがわかってきた。また遠くへ移動する際には基本的にグループを組んでいるらし…

(8) ヤベロ郡とアレロ郡の村での参加型ワークショップ

コミュニティ・レベルの参加型ワークショップ 2012年7月28日から10月8日に掛けて、5. マルカ・ソーダ郡、6. ヤベロ郡、7. アレロ郡、8. ダス郡の4郡16村で、コミュニティ・レベルの参加型ワークショップを実施した。ただし衝突が収まるまでヤベロ郡から出る…

(7) グジの人たちの住む村での聞き取り

マルカ・ソーダ郡の村に住んでいる人たち 7月26日(木)、27日(金)とグジの人たちの住むマルカ・ソーダ郡での聞き取り調査を行った。最初に伺ったのは、村の中心からは離れた森の中のようなところにある集落だった。 話を聞かせて頂いた人。3年前から住んでい…